IDA Session Records

井田 昌之の日々の記録。自己紹介等。

100アンペアの上は200アンペア

100万円を10本稼ぐのと1000万円を1本稼ぐのとどっちがいいか?

1000万円を1本稼ぐ方がいいというのは素人だ、これは相当昔になるが、指導してくれた教授に言われたことばである。本来、物理学の先生なのだが、こうした実践的な話をいろいろと教えていただいたのを覚えている。種明かしはしてくれなかった。

今考えてみて、2つのことを。1つは、単価の高い仕事を狙うとまるでギャンブラのような視点になりがちだ、ということ。そういう人を何人も見てきた。この方が効率がいいから、ゆったりと生活できるんだ、でもだいたいすってしまうよ、と忙しく働きながら語る人を思い出す。また、多数の人と常に接し、いろいろとやりとりをすることに仕事の真髄がある、それには単価は低い方が気楽にどんどん仕事を獲得できる、というようなことをいってくれたひとも思い出す。

もうひとつは、精緻化ということ。これには、ある日のボストンでのこと。家の契約アンペア数はどうなっているんだろうと思って、友人に聞いた。今200アンペアになってるはずだ、との答え。そんなに電力を使っているのかい?と私。ブレーカが落ちるとかそういうことがあると面倒だからね、冬はすべてが凍ることになると大変だ。その下の契約は?その下は100アンペアだ。これでは危ないんだよ。日本では、20,30、と上がっていってという話をした。そんなこまかなこと面倒じゃないの、電力会社の方も。

今はどうなっているか知らない。こんど聞いてみよう。でも、仕組みは同じでは?

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Written by masa-ida

12月 10th, 2009 at 10:15 am

Posted in 経済

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