IDA Session Records

井田 昌之の日々の記録。自己紹介等。

100アンペアの上は200アンペア:つづき

もうひとつ、関連して。

山一証券の倒産の日、一生懸命に証券会社に電話を掛けまくっている人がいた。株は価値を失って二束三文。株主の人たちは大きな痛手を受けただろう。また、あの社長の「社員たちは悪くありません」と話す顔をテレビでみてその印象をもって、まだ忘れていない人も多いはずだ。

しかし、この人は必至に電話をかけまくっていた。翌日教えてもらった。山一の株が1円になったところで買いまくる。売り一色のところで、買いが入るのを見て、相場が成立しているのに気がつく人が出る。2円で買うという人がそのうちでてくる。そして1円で買って2円で売りまくる。そういうことさ。

買った値段の倍で売れることになる。100円で買った株を200円で売る、これを短時間にやるのは至難の業だが、たしかに底も底、1円で買って2円で売る、それならあるんだろう。私はやる気がしないけれどね。また、この人がそれで儲けたのかどうか、実際はどうだったのか、それも気にならないので確認していない。

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Written by masa-ida

12月 15th, 2009 at 9:07 am

Posted in 経済

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