IDA Session Records

井田 昌之の日々の記録。自己紹介等。

Archive for 3月 7th, 2017

GPTフォーマットに手動で変換してWindows10を再インストール

多少古いパソコン、具体的にはWindows7を想定したパソコンでWindows8が入っているHPデスクトップ、がWindows10 1511には自動的にはバージョンアップできて使っていたが、挙動が今ひとつ納得がいかず、1607 Anniversary Updateにしようとした、さまざまな大変なことがでてきたが、結局、再インストールできたというお話。UEFIもどき?だがちゃんとWindowsセットアップが動作しないデスクトップのお話でもある。備忘のためが本質。

そもそものお話:Windows10 1511で動作しているデスクトップの、設定->更新とセキュリティの中のWindows Updateで、1607に更新しようとすると、ガラガラガラガラと動いて、いよいよ1607のインストールまで来て、最後と思われるリブートが立ち上がらない!一日ほっておいてもダメということを数度経験。それらは電源ボタン長押しを二回やって、以前のバージョンに戻るをさせて、余計な時間がかかるがなんとか使ってきた。しかし、Windows10 1511では、OSのバージョンアップを自動的に挑戦することを止める手段がない!スケジュールをなんとか先延ばしにしても何かの拍子に、OSバージョンアップしようとしてしまう。そしてガラガラと動いてリブートして最後は立ち上がらず、非常手段である以前のバージョンに戻すをすることになる。困ったもんだ。

やろうとしたこと:それで、Windows 10 1607適用済みのDVDを大学から持ってきて、それで再インストールすることにした。システムの状況を整理して、バックアップをとったりいろいろの準備。

格闘:さぁ、開始。BIOSメニューを上げる。それには、電源投入時にF10を一秒に一回程度繰り返して押す。すると「いわゆる」BIOSメニューが出てくる。UEFIになっていて、Windowsのブートシステムが扱う、というのとレガシーモードの大項目がある。ハードディスク優先になってるから、起動順序をUEFIを出してF5で無効にしてから、DVDドライブから上がるようにする。しかし、ネットサーチしてみつかるメニューと私のデスクトップとはちょっと違う。一番下の、「とても重要な!!!」項目がない。これがあとになって問題となる。Secure Bootを解除し、レガシーブートしようとしたら、DVDから起動しない!!なんということだ。で、ここでの本題がはじまる。

まいったね。で、はじめてHP サポートを呼び出す。テキストチャットするようになっている。ちゃんと話ができるのか、門前払いのようなことになるのか。。。わりとまともに対応してくれて、話になった。出たこと、「デスクトップ本体のDVDドライブからはできないかもしれませんね」むむむ、彼は何か知っている、しかし、このデスクトップはWindows10対応機種に入っていませんの一点張り。しかし私には強い味方があった。偶然在米時に買って持って帰ってきたHP純正DVDドライブがある!それを使ってみよう。

なんとそうしたら、Windowsのインストールデスクを認識し、始まった。しかししかし、途中でエラーメッセージ「このディスクにWidnowsをインストールすることはできません。選択されたディスクはGPT形式ではありません」でインストールがトマル。涙。

UEFIがブート時のメニュー時は出てきて、UEFIだと思っていたが、GPTではない!昔からのMBRドライブフォーマットなんだ。それをWindows10 1511まではなんとか上がってきた。そこで、1607に自動更新している最中に、最終段階で、スネる、というわけだ。原因はわかった。BIOSもどきは手を入れられないからこのまま。そこでレガシーブート機能は使うが、ディスクをGPTに再フォーマットしてから使おうと考えた。しかししかし、これをするソフトを載せられない、実行できない。万事休す。

で、Ask Google。「Windowsセットアップ:MBRまたはGPTパーティションスタイルを使ったインストール」という記事が、msdn.microsoft.comにあった。これが解決策を与えてくれた。

したこと。要するに、手動でドライブをワイプして、GPTに変換する、をした。どうやってやるか、できなかったら、このデスクトップはただの使えない箱になる。決断がいるが、やるしかない。

以下の手順である。

  1. インストールDVDの入っているUSBドライブを接続しておく
  2. インストールDVDを起動する。適当なところまで進んだら、shift+F10を押す。
  3. コマンドプロンプトウィンドウが開かれる。(へぇ、こんなこと知らなかった)
  4. diskpart と入力してdiskpartツールを起動する
  5. 次の順にコマンドを入力。
  • list disk  (まぁゼロが対象となることとわかる)
  • select disk 0
  • clean
  • convert gpt
  • exit

この段階では、ディスクは自ら消した、GPTにした。で、コマンドプロンプトウィンドウを閉じ、その先のWindowsセットアップによるインストールを続行する。

インストールの種類を選択する画面で、「カスタム」を選択する。ドライブは1つの未割り当て領域として表示される。で、その未割り当て領域を選択して、「次へ」。めでたくWindowsのインストールが開始される!!!!

で、今日に至る。以前の不具合感は全くなくなった。スタートアップは、まだ恐ろしいので、レガシーブートのままにしてある。

 

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Written by masa-ida

3月 7th, 2017 at 11:23 am

Posted in IT