IDA Session Records

井田 昌之の日々の記録。自己紹介等。

マヤ文明では20進法だった

マヤ文明では20進法だった、とテレビでやっていた。そのため、絶対日数をその起源から勘定していたが、桁数が少なくて済んでいる、コンパクトにまとまっていた、という。20進法ねぇ、さすが~、と思った。点を4コまでとその下に棒を3つまで縦に重ねて一ケタを現わす。ゼロがあって、それはUFOの円盤みたいな文字。天文学にすぐれ、金星や太陽の観測、そして一年間の長さなど正確に知っていた。一年は365.242日と驚くほど正確とのこと。すごいね。

これで昔、良く使っていた16進法を思い出した。開発中のプログラムがおかしくなるとabend dumpというのを山のようにラインプリンタに印字し、それをみながら、どの変数が何番地で、どこまでプログラムが動いていたか、その時の変数の値はどこまで正しかったかなどをチェックしながらデバッグ作業を続けていく。朝から晩まで作業をしているときには、プリンタの箱を1箱くらいダンプに費やしたことがある。30年くらいは前の話。そのころは、8+8が10になるというのも頭の中が切り替わって自然に理解できた。10進数であらわせない10から15までの数はAからFまでを使って、それで一ケタを表わす。したがって、C+4は10になる。なつかしい。これだと、同じ数を表わすのに10進数より桁数が短い。ミニコンや、6ビットマシンのメインフレームでは8進法をつかっていた。これは桁数は長くなる。20進数だと5桁目1つまり10000相当は、10進数では160000になる。2012年はマヤのロングカウントではケタ上がりする区切りの年だという。もうこういうn進法の話はお蔵入りだろうか。少なくとも近辺ではだれも教えていない。そういう話をしっているのは物好きの学者くらいなものか。

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Written by masa-ida

7月 11th, 2011 at 4:55 pm

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