IDA Session Records

井田 昌之の日々の記録。自己紹介等。

蟻地獄からの脱出

突然に蟻地獄に巻き込まれた。脱出しようとしても手がかりがぼろぼろとすべり、なかなか出られない。とりあえずなんとかなっているが、不完全な状態である。以下は今日までの顛末である。

大学のメールアドレスの管理が4月から新しいソフトウェアになるというアナウンスがあった。従来の使い方は保証されているという。ならOK。と、思っていた。ところが、

そのメールアドレスでのメール処理はすべて別の学内アドレスで扱っていた。つまり、そのメールアドレスで受信したメールはすべて別の学内アドレスへ転送して処理していた。転送をする方法を探し出し、やっとのことでセットした。すると、その機構は、メールクライアント内での転送とまったく等しいことがわかった。しかも、もともとの送信者のメールアドレスは、すべて、氏名の表記だけになっていて、メールアドレスが渡ってこない!転送メールの送信者は私のメールアドレスになっていて、転送されたメールに対して返事を書くことができない!ひどいね。転送されたものを受けて、それをあとで見ることはできるが、何も処理ができないのだ。

それで、どうしようもないので、転送ではなく、IMAPで読んでしまう方法を依頼した。しばらくして担当から返事があった。『添付したできたてのマニュアルを見てください。』 outlook.com port 995からメールを読むようにセットせよ、とのこと。

セットした。動かない。いろいろやってみる。マニュアルのport番号が間違っていることがわかった。なおした。読めた。とりあえず自宅などからは使える。昨日、研究室のパソコンも同じ設定にして使おうとした。なんと、outlook.comは学外のメールサーバだからアクセスができない!outlook liveを使え、と暗黙に言っている。その中にどっぷりつかればすべて問題ないのではないですか?と。しかし、他のメーラと互換性のないツールにロックインされてしまうことから来る不自由さ、その後に別のこともずるずるとロックインされてしまうことは誰も恐れないのだろうか?

悲し。

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Written by masa-ida

4月 8th, 2009 at 9:50 am

Posted in IT,教員生活

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