IDA Session Records

井田 昌之の日々の記録。自己紹介等。

カルテット:残りの人生の過ごし方

2016年8月6日のFacebook記事の記録

この暑い日に、やるべき作業はやったので、ビデオを見た。今日は「カルテット!人生のオペラハウス」とても良かった。YouTubeの予告編をつけておこう。
イギリスの郊外の老人ホーム、プロの音楽家だけが入るところでの人生ドラマ、コメディ。https://www.youtube.com/watch?v=FORQrkqy9GE 感動したね。出演者は名演奏家やソリストだったりで、演奏もすばらしい。それにつけても日本のつたなさというかこうはいかないというか。
アメリカで親友の両親が入っているホームへなんどか訪問した。孫たちを連れて行って喜んでもらったこともある。ボストンから南へ車で1時間ちょっと。敷地 もゆったりとしたまるで小さな村みたいなところ、ガーデニングを楽しむ庭園、そしてなにより、テレビ局があり、劇場があり、それらはすべて現役としては一 線を歩いてきた人たちを中心に、実際に運営されているのが驚き。ミュージカル、オペラ、いろいろやってた。
この映画を見ながらそれを思い出した。日本の老人ホームといったら(すくなくとも私が知っているところは)すばらしいところだとしても、往年の慣れたこと をそのまま趣味としてやったり、若いひとたちにそれを伝えたり、あるいは庭園をきれいに自分たちでつくったり、泳いだり、本を読んで、それをスピーチした り、そういう小さなコミュニティとしての機能をするにはあまりにもこじんまりとしすぎ、というか、映画の中ではじめてそのホームに来た人がいうせりふ、 「まるで刑務所みたい」。そんな!だとしたら日本のはみんな死を待つための待合室なだけだ。と暑いので、ちょとぼやきも。

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Written by masa-ida

8月 6th, 2016 at 5:31 pm

Posted in 家族生活

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