IDA Session Records

井田 昌之の日々の記録。自己紹介等。

Archive for the ‘教員生活’ Category

少年老い易く、学成り難し

あっという間に、4月になってしまって、あっという間に、5月を迎えようとしている。4月は新しい学年を迎える最初の月でもあり、また、花粉症の影響がもっとも出る月でもある。博士課程の学生も3月に1人をようやく船出させ、送りだしたら、もう次の学生が待っている。修士の講義も09年度がようやく終わったと思ったら、あわただしく、次のサイクルをはじめなければならない。

研究テーマも、以前はどんどん書いていって発表していって、と思い、そしてそれを実行してきたつもりだが、その時代から5年、10年と経ち、慎重にさらなる成熟を期そうと思うようになった。

学生は、あいかわらず、どっかすぐにもうかる話はないのか、というタイプの学生も多い。根なし草で、早く最新のものに飛びつこうとする。とどのつまり、それは早く滅びるものを探しているようなものだ。

5月に入れば多少落ち着くので、またブログの書き込みを再開しよう。

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Written by masa-ida

4月 30th, 2010 at 1:47 pm

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ラブレターと沈まぬ太陽

大変珍しいことだが、修了生に「引き出しの中のラブレター」の招待券をもらったこともあり、10月は2回映画館に行った。「引き出しの中のラブレター」は某FM局とのタイアップだと思わせる向きもあったが、それ以上に新鮮に素直にエピソードを楽しむことができた。多少、涙もポロリ。感想:父親はエライ!やっぱり。

もうひとつは、「沈まぬ太陽」。約3時間半。じっと見た。私だったらどうする、あるいは、まぁそうだろうあのことがらは、といったことで、現実感が高く、感動の対象ということではなかった。御巣鷹についても、よく知っている人が社員として遺族まわりをやったのを見ているし、また、直接の関係はないが上司にあたるといえる理事が亡くなっている。左遷についてもあぁいうことはある。一喜一憂せずにもくもくとというしかない。涙を流して感動する余裕はない。トップになろうという人、そしてそのとりまきの人たち、純粋というか単純すぎて、組織の中で昇進しない人たち。人さまざま。

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Written by masa-ida

10月 28th, 2009 at 12:49 pm

Posted in 教員生活,経済