Buy Now, Pay Laterは文字通り二段の買い物
Facebookの他の人へのコメントとして書いたので、ここに残しておきます。文脈としては、クレジットカードのIC化とPINを入れるツールの普及が米国ではそれほど進んでいないのは何故か、というあたり。クレジットヒストリが米国では重要な信用記録になる理由の一端かも。
「ク レジットカード=後日自動引き落とし、とは全く米国では考えていない。後日請求書が来るという感覚。だからいずれにしても二段で処理をする。店頭での入力 の後でのバックエンドの処理を信用していないのが前提とも言えるとおもう。誤請求、二重請求、コードを抜かれて別の請求もこっそり入れられる、ID盗難、 などは前提。
善人と悪人の境の境界線は薄いと思っているのでは?その道具を作った人がそこにいて、それが普及すると、別の世界からの誘いがあって、それに乗る人が居て、 それで技術的には同一のものが作られて、。。などという感覚、想定は多くの人がもっているし、たとえば古くは、無料で州外通話、国際通話をするためのアク セスコードの発生器だったかはもともとの正規の設計チームに居た人がやっていたような。。記憶違いだったらすみません。旧クレジットカードのスキャナなど は日本でも手に入ったけれど、アメリカではもっと簡単。で、これらのリスクファクタへの根本的対応は、個人の思想信条以外には無くなる。。。」
二段目の決済で、これは覚えが無いから払わない、という選択肢は日本ではあまり行使されることはないとおもう。けれど、その権利をちゃんと行使していてアメリカでは一人前だとおもう。
国情の違いに今更のように
http://news.livedoor.com/article/detail/9110221/ という記事がある。期限切れ鶏肉の事件のあとで、中国のマクドナルドに客が殺到したという。中身を見ていくと十分にあり得る話。
「そもそも、一部の富裕層を除く中国の庶民が日常的に口にする肉といえば、『混合肉』と 呼ばれるビニールチューブ袋詰め肉。多くは羊肉をメインに鶏肉などが混ぜられている……ことになっていますが、実際に何が混入されているかわかったもので はありません。もちろん消費者も、『たぶん、いろいろ混ざってるんだろうなあ』と覚悟した上で食べています。『安い肉は安全が保証できない』『肉の種類は 食べてみないとわからない』というのは、子供でも知っている常識ですよ」
「ええ。むしろ当局の調査が入ったことで、『マクドナルドは100%ホンモノの鶏肉や牛肉を使っていた』ことが証明されたという衝撃のほうが大きかったでしょう。得体の知れない肉でも『ウマくて死ななきゃいい』と思っているわけですから、少々の期限切れや、床に落とした程度なら、ホンモノの肉への評価は変わりません」(程氏)
「そのとおりです。現地テレビ局で紹介された『これくらい食べたって死にはしない』という従業員の声は、自己弁護ではなく100パーセントの本音。もし、あの落とした肉をそのまま捨てたら、神様のバチが当たる……というより、その前に必ず誰かが拾って食べるでしょうね」(程氏)
こういうことが信じられる背景としては、自分の経験がある。絶対的といっていいほどの所得格差、環境の違い。数週間づつ3回ほどエクアドルに居たとき、1ドル札のものすごい価値にがくぜんとした。東南アジアでも同様の経験をしばしばした。政府機関の職員食堂。ほんものを食べさせたい、したがって、日本では使わないような部位の肉がそのままでてくる、おいしいと食べる。それは本物の証明なのだ。
PS:上記のあとで、FBに次をつけた。
そう、空港に乗り入れできる「ちゃんとした」タクシーのドライバの月収は100ドル(だった)。朝のおいしいフォー。庶民の人気の店でついてくる葉っぱ類、小さな虫があるいてた。友人、「これはおいしい証拠、新鮮だし。はじいて取りのければいいよ」。
ソフトやデジタルコンテンツの海賊版問題。この視点あるとないとでこれから打つ手は変わってくるはず。
過 酸化水素水を薄めたもの?あるいはある種の洗剤?だったかでしばらく生野菜をつけて殺菌して食べる西洋風のサラダ、どっちがいいかってことで、そのうち、 にこにこと笑いながら話をしつつ人差し指で虫をぽんとはじいて、はっぱをちぎってスープに入れ、唐辛子も消毒用に一緒に入れて食べる、そういう自分がい た。値段も7千ドンとか八千とかそのくらい。40円しない。