IDA Session Records

井田 昌之の日々の記録。自己紹介等。

Archive for the ‘生活’ Category

マーガリンの思い出:”I can’t believe it’s not butter”とベトナムのマーガリン

アメリカで、FDAが、トランス脂肪酸の18年6月の全面禁止を発表した。それを含んでいる製品としては、マーガリン、ショートニングなどになろう。また、特に業務用の食用油なども気にする必要があろう。日本ではまったくノーマーク。

Facebookに次の記事を書いた。2015.6.18

『いくつかのニュースソースが報じている。CNN、朝日、NHK、その他。
FDA、米国食品医薬品局、薬品や食のアメリカでの絶対的権威、が「トランス脂肪酸は2018年6月以降全面禁止」6月16日リリース。
これで、今までの議論におそらく終止符が打たれるのではないか?
マーガリン、食用植物油などに含まれるそうだ。パン製造などにも多く使われているとされる。悪玉コレステロールを増やし、動脈硬化の原因の一つ、そして、 花粉症、アトピー性皮膚炎にも影響があると言われている。ただし、日本とアメリカ等では、摂取量に大きな違いがあるとされ、日本の食品安全委員会は厳しい 措置はとっってこなかったようだ。さて、日本でどうなるか?http://www.fsc.go.jp/…/evaluationDocume…/show/kya20120308001 から評価シートがたどれる。そこにも摂取の多い人は留意する必要がある、と書かれている。』

個人的なマーガリンの思い出。

まずなんと言っても、”I can’t believe it’s not butter”

これは、かなりお世話になった。とても良い味でソフトでたべやすく風味豊かなマーガリン。日本と同じ使い方の容器のがあって、それを3,4ヶ月で空にした。しかし、2012年に住んだ時……まったくスーパーマーケットに無かった。不思議に思った。

2012年3月ホーチミン生活、スーパーマーケットでマーガリンを探した。無い。見つからない。ようやく大きいスーパーで、バターなど乳製品とは別のところに、1ブランドだけ見つけた。正直そのときは遅れてるなぁ、マーガリンの選択がないなんて、と思った。

買ってきて食べようとしてみて分かった。カチカチ!固まった工業用油のよう。味もそっけもない。スプーン、ナイフでとろうとすると、相当力をいれてえぐらないといけない。で、やめた。バターを買った。

日本に戻ってきた。スーパーにはマーガリンがあふれてる。うちでは、バターとマーガリンが半々の製品を使ってる。

日本は進んでいるのか遅れているのか、すくなくともここにもガラパゴス?

 

 

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Written by masa-ida

6月 19th, 2015 at 9:50 am

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エッセンシャル思考-2 of 2

エッセンシャル思考 2中の2
グレッグマキューン著 高橋璃子訳
かんき出版 2014.11 ISBN978-4-7612-7043-8

「勇気とは、プレッシャーに負けない品格のことだ」アーネストヘミングウェイ
勇気あるノーが歴史を変えることもある。他人からのプレッシャーに負けず、きっぱりとノーを言う。大切なことを知っていれば拒否することができる。

上手にノーを言う技術を知る。直接的でない表現を使う。好印象よりも敬意を手に入れる。あいまいなイエスはただの迷惑。断り方のレパートリを増やす。とりあえず黙る、「予定を確認して折り返します」、肯定を使って否定する、別の人を紹介する

キャンセル 過去の損失を切り捨てる  コンコルド、英仏はずるずると30年も赤字を垂れ流した。サンクコストに対する心理的バイアス 途中でやめることは難しい 進んで損切りをする
上手に手放すテクニックを身につける 現状維持バイアス もったいないを克服する 流れで引き受けるのをやめる 逆プロトタイプ(これをやめたらどうなるか、案外やめても誰も困らないのではないか)

編集 余剰を削り、本質を取り出す、すぐれた編集技師は重要なものがいやでも目に入ってくるようにする。

編集の4原則 1.削る、2.凝縮する、3.修正する、4.抑制する(自分を抑制し、本当に必要なときにしか手を出さない)
非エッセンシャル思考の人は、何でも手をだして編集しようとする。

線引き:境界を決めると自由になれる
自分の大事なものを守るために、この先は譲れないという線を引く。線引きがなければ他人はどこまで踏み込んでいいかわからず侵略してくる。
他人の問題を横取りしない。塀をたて、問題をあなたの庭から相手に返してあげる。本人が解決するべき問題は本人が解決する。自分の境界線がどこにあるかを知る。難しい相手とは契約を結ぶ。
しくみ化の技術
バッファを取る。最悪の事態を想定する。準備と計画に全力を注ぐ。非エッセンシャル思考の人は、最善のケースを想定する。土壇場にならないとがんばらない。
思わぬことも起こると知っているから、万が一にそなえてバッファを取る。予定外のことがあってもペースを取り戻せる。
見積もりは1.5倍で考える。
実際よりも短く見積もってしまう計画錯誤に注意

シナリオプランニングでリスクを軽減

仕事を減らし、成果を増やす
目の前の症状に惑わされず、どこが本当の問題なのか見極めようとする

成果を生まない努力はやめる。

それには、
1.めざすことを明確にする
2.ボトルネックを特定する
3.邪魔なものを取り除く

小さな一歩を積み重ねる (井田がいう、たばこやのおばさん)
何でもいっぺんにやろうとせず、小さな成功を積み重ねる。派手な目標に酔いしれない、着実に成功を重ねていく。
「早く小さく」:早い時期に着手し、軽い負担で終わらせる
そして、進歩を目に見える形にする

一流アスリートはなんと自然に驚異的な能力を発揮するのだろう。正しい習慣がクリエイティビティを生む。本質的な行動を無意識化する。いったん脳に回路が作られると、それまで思考や判断に使っていた領域が、別のことに使えるようになる。『習慣の力』 不慣れなことをするときの自分を思い出せ
自分の行動パターンを遵守する

悪い癖を正しい習慣に変えよう
行動を引き起こすトリガーに着目。新しいトリガーを作る。難しいことから着手する。ひとつずつ習慣作り

集中:今何が重要かを考える
相手のプレイを気にしていては勝てない。集中力を失い、本質を見失ったときに負ける。

『クロノス』と「カイロス」 カイロスは質の問題。今を生きる。過去や未来にとらわれず、充実した今を。目の前の仕事に全力で没頭できる。集中の対象を一つに決める。「ちょっと待て。今、何が重要なんだ」未来を頭の中に抱え込まない。優先順位をつける。
「マインドフルネス」気分転換の一呼吸

未来
マハトマガンジーは、南アフリカで弾圧されている人々を見た。彼はその瞬間、世界からそうした抑圧をなくすことが自分の使命だと確信した。本質的な生き方のために余計なものをそぎ落とす。ブッダは豊かな暮らしを捨ててやがて悟りを得た。ムハンマド、ヨハネ、イエス、。。。
「より少なく、そしてより良く」を言う有名人は多数。

「人は心で思うところの者になる」(箴言23.7) エッセンシャル思考の人は周囲の人と同化しない。大切なのは選ぶということだ。

シンプルな人生は幸福である。
迷わない
流されない
日々を楽しく
本質を知り本質に生きる
本当に必要なのは何か?それ以外は全部捨てていい

エッセンシャル思考のリーダ
人材の選別にこだわり抜く
目的が完全に明確になるまで話し合う
メンバの役割をあいまいにしない
正しい情報を正しい人に正しいタイミングで伝える
小さな進歩を重ねているかどうか、適切にチェックする
ニーバーの祈り

以上

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Written by masa-ida

2月 4th, 2015 at 9:02 am

Posted in 生活